Boards of CanadaのInto The Rainbow Vein
4年ほどブログを更新していなかった。更新していない間は、友達と遊んだり音楽したり、仕事をしつつもある程度楽しくクリエイティブを発散させていた。
しかし2025年春に転勤で地元を離れ、ここ1年はDJすらしていない。コンテンツの消費ばかりしていても病むし、楽しさも半減してくるので、ブログというかたちで表現を再開してみようと思った。てか、もう、アラサーだよ。笑。
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それにしても私は夏が好き。エルニーニョ現象のせいなのか、今住んでいる場所が寒冷地だからなのか、今年の夏は暗く爽やか。刈りたての草の匂い、夕立の雨の感触、水面のまぶしさ。不穏な心情と明るい景色のコントラストの激しさに、眩暈を起こしています。
毎年初夏に、夏のためのプレイリストを作成しており、今年で4年目。techい感じとrawっぽい音どちらも好きなので、どうバランスを取って1つのプレイリストに纏めるか、悩んだ。ハードコアテクノは好きだけど疲れるようになってきてて、自然体で日常に馴染むものを聴くようになってきている。
Boards of Canada『The Campfire Headphase』はレコードも持っているくらい好きなアルバム。夏のはじめのまだ明るい時間に、ベランダでスパークリングワインを飲みながら聞くのが至高。エレクトロニカとアナログの要素(スクラッチノイズや波の音、アコースティックギターなど)のバランスが絶妙だなと思います。エレクトロの涼しい炎。
JojiのGlimpse of Us
Jojiの新曲、"Glimpses of Us"が良かった。美しいピアノバラードと破壊的なMVのギャップが堪らない。混沌としたノイズが入っていない正式な音源より、MVの音源の方が好き。
MVは先進国に住む若者の、破壊的な生活の実態。いまの欧米諸国の若者のリアルであり、それを私は日本の近未来として受け止めてしまう。失望や感傷の生々しさが映像と音楽から伝わってきて、痛い。映像終盤の塀に書かれた"HELP"がこの破壊の根底にあるんだろうな。将来へ続くのは明るい登り坂ではなく、ただ、薄暗い下り道が続いている。
曲と映像に共通するのは、安らぎは一瞬(glimpse)であり、そこに永遠は存在しないということ。
ハイポジの身体と歌だけの関係
こうも暖かい霧の日が続くと、ハイポジの身体と歌だけの関係(1994)を聴きたくなる。

ライナーにある通り、アルバムのコンセプトは"音楽"と"身体の関係"。だから歌詞が生々しい。ただ言い回しは詩的だし、幼さを感じさせられるくらいに素直だという印象。

「保存する方法」では、消えていく・残っていない、「身体と歌だけの関係」では、がんがんやって早くあきてね・歌だけが残る、という言葉を繰り返している。なんだかこういった空虚さが好きだな。アルバムの最後が「あなたはなんでもいい」で終わるのも、痺れるポイント。
こういったテーマの日本語歌詞には苦手意識があるけれど、このアルバムには嫉妬や執着のような感情なく、純粋に音楽と身体と空虚さしか取り扱っていないので、気持ちよく聴けるんだろうなと思う。
演奏に関しては、もりばやしみほの歌声と軽やかで気怠げな演奏が最高。特にベースのうねり感が、春っぽくていい。エマーソン北村や、ビブラストーンの横銭ユージが参加しててビックリした。
dub好きとしてはremix盤も欲しいな。
池田亮司とブレイクコア
池田亮司展行きたいけど青森か。
池田亮司といえばタイトにピコピコする印象が強いが、2021のEPがアンビエント感満載で良かった。全身を包み込むような、まろみのある轟音(当てはまる用語があると思うけど、なんて言うんだろう?)が好きなので、是非とも全身で聴いてみたい。目で見ても楽しいし。
preenfm2が気になる。
アイボリーのセットアップを購入。黒が好きなのでイメージと合わないかなと思ったけど、着てみたら気分が上がった。仕事に行く時の気分が上がる。色も生地も春っぽくて良い。
春になると、精神不安定な人が増える。植物が冬の間溜め込んできたエネルギーを、一気に放出してる時期なんだから、人間の調子も狂って当然のように思う。私も何だか春はおかしくて、毎年無性にブレイクコアを聴きたくなる。今週いちばん刺さったのはMachine GirlのWlfgrl(2014)。壊れたキックの音と、目まぐるしく回転するビートが、春の軽快さと重さに似ていて良い。
去年はAphex TwinのCome to Daddyを繰り返し聴いていた。Pappy Mixの方が好き。
あとSewerslvtとか。
Gabber Modus Operandiとか。
よく考えたら長谷川白紙もブレイクコア。
複雑なビートは聴いてて楽しいし、幅広いジャンルを網羅してるところが魅力的だと感じる